「情報の価値」と「ネットワークの価値」【インターネットを考える】
これまでの記事で「検索エンジン」や「ソーシャル・ネットワーク(SNS)」について考えてきましたが、考えている間に「本当に価値のあるものは何なのか」が見えてきました。
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インターネットを支配するもの/who rules internet?
ブロガーとTwitterと情報商材【インターネットを考える】
記事一覧(未来含む)
現在のインターネットで加速してること3つ
- ネットワーク外部性による少数プラットフォームの寡占
- 情報の氾濫 → キュレーション・ランキングメディアの発展
- 詐欺まがいの資本主義
ネットワーク外部性による少数プラットフォームの寡占
ネットワーク外部性という言葉があります。
同じ物・サービスでもそれを利用するコミュニティが大きければ大きいほどメリット(価値)が大きくなる
という現象を表す言葉です。
例えば「SNS」。沢山の人が使ってないと使う意味ないですよね?
日本ではネットワーク外部性により以下のプラットフォームによる寡占が続いていますね。
- Line
- Youtube
あなたもこれらのうち一つ以上は使ってるでしょ?
情報の氾濫→キュレーション・ランキングの発展
今や誰でも情報を発信できるようになりました。
会社、お店、社員、主婦、猫、杓子。。
ふにゃも
そうなると情報を探して読む人は「情報がありすぎてよくわからない」ということになります。そこで、ある言葉を入れて検索するようになります。
- おすすめ
- ランキング
- 口コミ
世の中ありとあらゆるものが、おすすめされて、ランキングされてますよね。
それ専門のサイト、いわゆる「キュレーションメディア」「ランキングサイト」も乱立しています。
詐欺まがいの資本主義
さて、これらのSNSプラットフォームやキュレーションサイトは、どうやって無料で運営できているのでしょう?
ご存知、「広告」ですね。
ですがこの広告には2種類あるんです。
- 広告とわかる広告
- 広告とわからない広告
問題は2番めの広告だとわからない広告です。
- ランキング操作
- 有名人が感想をつぶやいているけど実は企業からお金をもらっていた
- 何気なくコンテンツ内に紛れ込んでる広告
最近、「自分でデザインしたTシャツを売れるサイト」というのがあり、面白そうなので一枚作ってみました。
↑↑見てください。作ったばかりなのに 「19枚売れて星4つ半」 になってます。
これはもう詐欺としかいいようがないですね。
今後だれがインターネットを支配していくのか
今後の流れとしては「氾濫している情報は信用できない」という共通認識が生まれつつあるので、「誰が発信しているか」が重要になってきます。
- 情報の価値はゼロに近づく(検索すれば手に入る)
- あふれる情報から重要なものを見分けられる専門性の重要性が増す
- 特定のクラスタ(集団)に対して信用を積み上げているインフルエンサーが最も重要になる
例えば、プロテインメーカーは自社のプロテインの宣伝のために、筋トレに興味のある人一万人をフォロワーに持つ「筋トレインフルエンサー」を利用するということです。
情報を届けたい人は「届けたい集団に信用されているメディア」にお金を払います。
これは個人にとってはとてつもなく大きなチャンスです。
あなたがツイッターで特定ジャンルの人たち1万人にフォローされていた場合、あなたにお金を払う企業が必ずでてきます。
夢がありますね。
ちなみに、Twitterでフォロワー数伸ばすなら、予約投稿や解析に便利なSocialDogがいいと思います。
紹介記事: 【フォロワー数向上】Twitter便利アプリSocialDog
お前、今フォロワー何人?
それ聞く?つらみー
enjoy!